アジャリス (Allariz)
ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は96.12%(2001年).
アジャリスはオウレンセ県の中部に位置し、コマルカ・デ・アジャリス=マセーダに属する. 面積は86kmで、87の集落が点在し、16の教区に分かれている. 自治体内の最高地点はペナマ山で海抜927mで、また、自治体内を東から西へとが流れている.
アジャリスは北をタボアデーラと、南をライリス・デ・ベイガとビラール・デ・サントスと、東をパデルネ・デ・アジャリス、シュンケイラ・デ・アンビーアとサンディアスと、西をア・メルカとア・ボーラの各自治体と接している. 自治体中心地区はサンティアーゴ・デ・アジャリス教区のアジャリス地区.
気候は内陸性の特徴を有する大西洋岸気候といえ、谷によって異なる. アルノヤ川と付近の流域一帯には付近の草本植物と低木の植生である「ベイガ」、草地または耕地のモザイクである「トゥサ」およびヨーロッパナラとの「セベ」の3種類の生態系があり、2006年にユネスコの生物圏保護区に指定された.
主要な交通はマドリードとサンティアゴ・デ・コンポステーラを結ぶ国道525号線(N-525)ととビーゴを結ぶ高速道路52号線(A-52)で自治体内を北西から南東へと横切っている.
アジャリスはオウレンセ司法管轄区に属す.